<論説>ドイツ騎士修道会とプロイセン人
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- 佐々木 博光
- 京都大学大学院生
書誌事項
- タイトル別名
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- <Articles>Der Deutsche Orden und die Preussen
- ドイツ騎士修道会とプロイセン人
- ドイツ キシ シュウドウカイ ト プロイ センジン
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説明
中世、プロイセン地方に支配権を確立したドイツ騎士修道会の原住プロイセン人に対する支配は、強圧的かつ一方的な性格のものであったという歴史像が、我国では中心的な位置を占めてきた。この傾向は西ドイツ史学界にも概ね該当するといってよい。これに対して、近年の実証研究は、支配的な見解に必ずしも整合しない個別事象を呈示してはいるものの、尚、全体としての枠組を変更するには至っていないというのが現状である。そこで、本稿ではこれらの研究成果を踏まえ、さらに筆者の独自な調査結果を交えて、強圧的・一方的な支配という歴史像を再検討する。その結果、定説となっている歴史像に若干の修正を試みることになる。
収録刊行物
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- 史林
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史林 72 (6), 823-858, 1989-11-01
史学研究会 (京都大学文学部内)
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174799683200
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- NII論文ID
- 120006597621
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- NII書誌ID
- AN00119179
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- HANDLE
- 2433/239051
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- NDL書誌ID
- 3327812
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- ISSN
- 03869369
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可