<論文>カウンセリングルームにおける新しいグループ活動の取り組み --京都大学におけるこれまでの取り組みと他大学の実施状況に基づいて--

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  • 古川 裕之
    京都大学学生総合支援センターカウンセリングルーム講師
  • 葺石 有美
    京都大学学生総合支援センターカウンセリングルーム専門業務職員(非常勤)(集団支援相談員)

書誌事項

タイトル別名
  • カウンセリングルームにおける新しいグループ活動の取り組み : 京都大学におけるこれまでの取り組みと他大学の実施状況に基づいて
  • カウンセリングルーム ニ オケル アタラシイ グループ カツドウ ノ トリクミ : キョウト ダイガク ニ オケル コレマデ ノ トリクミ ト タ ダイガク ノ ジッシ ジョウキョウ ニ モトズイテ

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抄録

本論文ではまず京都大学の学生相談機関であるカウンセリングルーム(学生懇話室・カウンセリングセンター時代を含む)におけるグループ活動の変遷について確認を行った結果, グループ活動の目的や形式が変化していたことが確認された。次に, 他大学の学生相談機関で実施しているグループ活動についてホームページでの確認を行い, 184の学生相談機関の約3 分の1 の大学で実施していることが分かった。これらを踏まえ, 2019年度からカウンセリングルームで開始したグループプログラム「くすくす」について, 実施に至る背景や実際の活動状況について報告した。今後の課題として, 本グループプログラムの効果をどのように検証し, また部局等に発信し, 連携していくかなどを論じた。

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