<報告>障害のある学生を対象とした社会移行支援プログラムの実践

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  • 村田 淳
    京都大学学生総合支援センター准教授(障害学生支援ルーム・チーフコーディネーター)
  • 大江 佐知子
    関西学院大学文学部総合心理科学科実習助手・前職 : 京都大学学生総合支援センター特定専門業務職員(障害学生支援ルーム・コーディネーター))
  • 嶌田 裕子
    京都大学学生総合支援センター特定専門業務職員(障害学生支援ルーム・コーディネーター)

書誌事項

タイトル別名
  • 障害のある学生を対象とした社会移行支援プログラムの実践
  • ショウガイ ノ アル ガクセイ オ タイショウ ト シタ シャカイ イコウ シエン プログラム ノ ジッセン

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説明

大学における障害学生支援において, 修学支援とともに重要な課題となっているのが就労支援である。京都大学では, 修学支援の延長として, または修学支援と同時に必要なものとして就労支援をはじめとする社会移行支援の必要性を実感し, 「社会移行支援プログラム」と位置づけた様々な取り組みを実施している。それぞれの取り組みは単発的なものではなく, 相互に機能を補完しあっており, また修学支援との関連性も強い。大学においては教育・研究上の合理的配慮の提供を中心とする修学支援と同様に, 障害のある学生の社会移行を意識した取り組みの実践は必要な機能のひとつとなっている(文部科学省, 2017)。「社会移行支援プログラム」として位置づけた様々な実践を通じて, その必要性を再認識し, 今後に向けてさらなる取り組みの継続・発展が重要な課題となる。

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