書誌事項
- タイトル別名
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- Zinc- Complexes of Histidine and the Related Compounds in Aqueous Solution
- 亜鉛とヒスチジンならびにその関連化合物との錯体生成について〔英文〕
- アエン ト ヒスチジン ナラビニ ソノ カンレン カゴウブツ ト ノ サクタイ
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抄録
食品やその原料となる生物体には各種の金属元素とともに,多くの酸素-および窒素-配位子が含まれる。そこで金属元素の挙動を知るためには,これら金属-配位子の錯体形成に関する知識が必要となる。本報では,pHの異なる各種溶液中で生成するZn-HisおよびZn-含Hisジペプチド錯体について,電位差滴定曲線に基づいて考察した。考察の中心は,Zn錯体形成に関与する配位基と溶液のpHの関係であって,遊離Hisならびにペプチドの構成単位となったHis残基に分けて検討した。 まず,pH6以上の中性およびアルカリ性溶液中ではイミダゾール-NHとα-NH2が配位することを推測し,Fig.2の式IIIを示した。またHistaおよびHisMeと比較することによって,α-COOH基の影響もあり得ると考え,式VIIを示した。 次に,全く側鎖をもたないGlyとHisから成るジペプチドすなわちHisGlyおよびGlyHisを比較し,さらにGlyGlyと比べることによって,イミダゾール核がZn錯体を安定化させ,Zn(OH)2の沈澱形成をかなり抑制することについて考察を加えた。 この種の報文は少なく,とくにHisを含むペプチドとZnの錯体生成に関する報文は始めてのものである。
収録刊行物
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- 広島大学水畜産学部紀要
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広島大学水畜産学部紀要 14 (1), 15-22, 1975-08-30
広島大学水畜産学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174810356224
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- NII論文ID
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40003288860
- 120005842705
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- NII書誌ID
- AN00213563
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- ISSN
- 04408756
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- DOI
- 10.15027/41220
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- NDL書誌ID
- 1616873
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可