サルエビ Trachypenaeus curvirostris (Stimpson) の初期幼生の発生過程

書誌事項

タイトル別名
  • Early Larval Development of the Penaeid Shrimp, Trachypenaeus curvirostris (STIMPSON), Reared in the Laboratory
  • サルエビTrachypenaeus curvirostris(Stimpson)の初期幼生の発生過程〔英文〕
  • サルエビ Trachypenaeus curvirostris Stimpso

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抄録

実験室内で産卵したサルエビの卵および孵化した幼生を飼育し、特に初期幼生の形態的特徴と発生時間の観察を行った。その結果、水温24.5~27.0℃下で、産卵後11時間40分にノープリウス幼生として孵化し、ノープリウスVI期を経て、孵化後30時間50分にプロトゾエア幼生となった。これは同属のクビレサルエビ TrachyPenaeus constrictus (STIMPSON) が5ノープリウス期からなることと異なっている。また日本近海で混在して出現するクルマエビ属 Penaeus の幼生と比較すると、本種のノープリウスのI期とII期は第2触角内肢の腹側面に棘を持たない点で区別できる。

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被引用文献 (1)*注記

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