書誌事項
- タイトル別名
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- Capital Structure and Expected Rate of Return of Equity
- シホン コウセイ ト カブシキ リターン
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抄録
企業の最適資本構成モデルを用いて,株式期待収益率と企業の資本構成の関係を分析する.Berk によって指摘された企業規模効果は,企業の負債によってその影響が小さくなる可能性がある.また,B/E と時価総額対総資本比率によって決まる倒産可能性を示す変数は,株式期待収益率に影響する.したがって,実証分析でよく用いられるFama-French モデルのファクターは,企業の資本構成と密接な関係にあることがわかる.日本の株式市場データと企業財務データを用いて検討したところ,理論的モデルによる予想の一部を確認することができた.
収録刊行物
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- 経済研究
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経済研究 58 (3), 217-230, 2007-07-25
岩波書店
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174821564160
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- NII論文ID
- 120003802816
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- NII書誌ID
- AN00070761
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- DOI
- 10.15057/21270
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- HANDLE
- 10086/19710
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- NDL書誌ID
- 8901070
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- ISSN
- 00229733
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可