書誌事項
- タイトル別名
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- An example of the Sculpture appreciation program with the body : a case study of Rodin’s The Thinker and The Burghers of Calais
- シンタイ オ ツカッタ チョウコク カンショウ プログラム ノ イチレイ : ロダン 《 カンガエル ヒト 》 《 カレー ノ シミン 》 オ ダイザイ ニ
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説明
彫刻作品を鑑賞する方法のひとつとして、鑑賞者が自らの身体を用いて、彫刻作品 の姿勢(ポーズ)を真似することは、きわめて有効である。よりうまく真似るために は、様々な角度からよりよく観察することにつながり、また、自らの身体を使うこと により、知識を得ることとは別の強い印象を得ることができる。なによりもそれは、 さしたる準備もいらずに手軽にできるところに、実施上の大きな利点がある。彫刻作 品を真似る鑑賞プログラムは、比較的なじみの薄い彫刻という表現形式に向き合う きっかけづくりとして有効であろうし、またそのような簡便で汎用性のあるプログラ ムを美術館が用意しておくことは、美術館と他施設との連携を進める上でも有益であ ろう。ロダンの《考える人》と《カレーの市民》を題材とした鑑賞プログラムの一例 を紹介し、その利点と問題点を検討する。
収録刊行物
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- 常葉大学教育学部紀要
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常葉大学教育学部紀要 (38), 15-27, 2017-12-31
常葉大学教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174842198656
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- NII論文ID
- 120006424512
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- NII書誌ID
- AA12667974
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- NDL書誌ID
- 028823825
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- ISSN
- 2188434X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可