ステージピアニストの作り方 : 井上ひさしの音楽劇のピアニスト考

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タイトル別名
  • ステージピアニスト ノ ツクリカタ : イノウエ ヒサシ ノ オンガクゲキ ノ ピアニストコウ
  • How to make a stage pianist : on a pianist in the music dramas by Inoue Hisashi

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抄録

井上ひさし(1934-2010)は演劇界へのデビュー作「日本人のへそ」(1969年 2月初演)から最後の新作となった「組曲虐殺」(2009年10月初演)までの40年間,役者たちの歌を伴奏するためにピアニストを使用する作品を断続的に書いてきた。ピアニスト1名を使うのが井上が愛用するやり方である。 井上が愛好した作曲家ガーシュイン Gershwin, George(1898-1937)が自作自演のピアニストとしても活動したことに着目し,井上のガーシュイン愛好と音楽劇におけるピアニストの使用の関連から考えてみたい。

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