先に結論を教えるか?子どもが結論を導き出すか? : 小学校第3学年理科A(1) 「物と重さ」の授業比較より
書誌事項
- タイトル別名
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- サキ ニ ケツロン オ オシエル カ?コドモ ガ ケツロン オ ミチビキ ダス カ? : ショウガッコウ ダイ3 ガクネン リカ A(1)「 モノ ト オモサ 」 ノ ジュギョウ ヒカク ヨリ
- Do you teach a conclusion earlier? Do children arrive at a conclusion? : Class comparison by "a thing and the weight" in Elementary school third grade science A (1)
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説明
第3学年理科A(1)「物と重さ」の単元において「先に結論を教える指導」と「子どもに結論を導き出させる指導」による授業を行い,子どもの育ちを比較した。その結果,「子どもに結論を導き出させる指導」の方が,子どもが見いだした疑問に対して何とかして手掛かりを得ようと自然に働きかける中に,主体的で創造的な姿を数多く見いだすことができ,また,定着状況においても優位性が認められた。これらは,小学校第3学年の子どもにとっては,結論として教師が示した「きまりや法則」より「自然」そのものの方が理科学習のテキストとして有効であり,『実感』を伴った理解をする上で適しているためではないかと考えられる。ただ,定着状況については,より精選された実践による比較検討が必要だと考えられる。
収録刊行物
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- 富山大学人間発達科学部紀要
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富山大学人間発達科学部紀要 7 (1), 27-38, 2012-10-25
富山大学人間発達科学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174845546880
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- NII論文ID
- 120005257111
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- NII書誌ID
- AA12181167
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- ISSN
- 1881316X
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- HANDLE
- 10110/11066
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- NDL書誌ID
- 024065279
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可