書誌事項
- タイトル別名
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- A Study of Integrated Language Teaching for Reading (2)
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説明
1970 年代の初めに,アメリカの社会心理学者Aronson が開発した協同学習(CooperativeLearning)の技法である「ジグソー法(The Jigsaw Method)」による教育実践は,当時のアメリカで深刻な社会問題となっていた人種間の対立を緩和して教育効果を高めることに多大なる成果を上げた。この「ジグソー法」が,約半世紀の時を超えて,日本の学校教育における次期学習指導要領のキーワードである「アクティブ・ラーニング」に繋がる効果的な指導法として,初等中等教育課程(小学校・中学校・高等学校)のあらゆる教科への応用が期待され,様々な研究活動が行われている。本稿では,「ジグソー法」の英語教育への応用例として「ジグソーリーディング(Jigsaw Reading)」を取り上げ,具体的な授業実践の方法(教材作成や授業運営など)を論じるとともに,「ジグソーリーディング」の活動を通して,リーディングの技能の指導のみならず,リスニングやスピーキング,そしてライティングの技能を統合する「ジグソーリーディング」の指導の在り方について考察する。
収録刊行物
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- 東洋学園大学紀要 = Bulletin of Toyo Gakuen University
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東洋学園大学紀要 = Bulletin of Toyo Gakuen University 26 (2), 139-163, 2018-02-15
東洋学園大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174848364544
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- NII論文ID
- 120006476576
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- ISSN
- 09196110
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1587/00000093/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles