多文化社会において求められる教員の資質・能力とその養成 : 日本とアメリカに目を向けて

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タイトル別名
  • Teachers' training required for multiculutural society : focusing on Japan and USA
  • タブンカ シャカイ ニ オイテ モトメラレル キョウイン ノ シシツ ・ ノウリョク ト ソノ ヨウセイ : ニホン ト アメリカ ニ メ オ ムケテ

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抄録

近年、日本においては在留外国人の数が急増し、日本の学校に在籍する外国人児童生徒数も増加しており、2018年度には小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に合わせて93,133人の外国人児童生徒が在籍している。こうした多様な言語文化背景を持つ子どもたちの教育を担う教員には、どのような資質・能力が求められているのであろうか。また、そうした資質・能力を身に付けた教員はどのように養成したらよいのであろうか。その手がかりを、日本語教育学会が2017年度から2019年度にかけて取り組んだ「外国人児童生徒等の教育を担う教員の養成・研修モデルプログラム開発事業」の報告書である、『外国人児童生徒等の教育を担う教員の養成・研修のための「モデルプログラム」ガイドブック』から探っていく。そして、この報告書で示された日本の現状と課題を、多文化・多言語に対応する教員養成の実績をもつアメリカの事例に照らして検討する。

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