神社仏閣空間の防災拠点としての活用に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Study of using religious spaces in Japan for disaster preparedness
- ジンジャ ブッカク クウカン ノ ボウサイ キョテン ト シテノ カツヨウ ニ カンスル ケンキュウ
説明
論文
近年、日本各地に大きな被害をもたらす水害が続発している。また、新型コロナウイルス感染症により収容人数削減に伴う避難所不足が課題とされ、行政は可能な限り多くの避難所を確保する必要が生じる。災害時においては、住民による共助が必要とされ、防災拠点となる場所の確保も重要とされる。本研究では古くから防災拠点としての機能を果たしている神社仏閣の存在を再認識させることを目的とし、人口・産業の3 分の1 が集中する首都圏域を流域にもつ荒川流域における神社仏閣を対象に、GIS による立地分析、行政・宗教・地域住民を中心としたインタビュー調査及びアンケート調査を用いて、防災拠点として宗教施設の利用上の課題を明らかにするとともに、神社仏閣の防災拠点としての有用性を示した。
収録刊行物
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- 宗教と社会貢献
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宗教と社会貢献 11 (1), 1-29, 2021-04
「宗教と社会貢献」研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174850127232
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- NII論文ID
- 120007034268
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- DOI
- 10.18910/81454
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- ISSN
- 21856869
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- HANDLE
- 11094/81454
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles