まちづくりとスポーツの関係性 : 「第4次壮瞥町まちづくり総合計画」を事例に

DOI 機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • The relationship between community and sports a case study : the 4th total town planning in Sobetsu
  • マチズクリ ト スポーツ ノ カンケイセイ : ダイ4ジ ソウベツチョウ マチズクリ ソウゴウ ケイカク オ ジレイ ニ
  • まちづくりとスポーツの関係性 : 第4次壮瞥町まちづくり総合計画を事例に

この論文をさがす

抄録

2009年の本誌に、「昭和新山国際雪合戦大会」が、その実施の過程を通じて、まちづくりの中枢を担う人々の育成に寄与していること、およびその過程が、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)形成への寄与と、ソーシャル・イノベーションへのレディネスの強化につながっていることを報告した。今回は、コミュニティ・ガバナンスが、実際のまちづくりにどのように活かされているかの視点に立ち、2010年4月末に有珠郡壮瞥町を訪問し、ヒアリング調査を実施し、2009年12月に発表された「第4次壮瞥町まちづくり総合計画」を概観し、ソーシャル・キャピタルの形成につながるまちづくりとスポーツの関係性について検討を行った。そこで得られた知見は次の2点である。1点は、分析にあたっては、雪合戦大会実行委員会のリーダー層のみに注目するのではなく、これを支える多くの人たちについての検討が必要なことである。2点目は、健康政策においては、運動・栄養・休養という健康の3要素が政策として必ずしも統合されていないことである。これらについては、まちづくりとスポーツの関係性を検討する観点に包含して、研究を継続していきたい。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ