Capillary chromatography based on tube radial distribution of ternary mixed solvents : construction of the phase diagram and the separation performance

DOI 機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

この論文をさがす

抄録

水―親水性―疎水性有機溶媒から成る三成分混合溶媒をキャリア溶液として使用するオープンチューブキャピラリークロマトグラフィーを開発した。三成分混合溶媒をキャピラリーチューブ内に送液したとき、キャリア溶媒は管径方向に分配してinner phaseとouter phaseを形成する。outer phaseはクロマトグラフィーにおいて疑似固定相として働く。本研究では5℃と20℃における三成分混合溶液の相図上の溶解度曲線について言及する。モデル試料として1-ナフトールと2,6-NDSを用い、キャリア溶液に水―アセトニトリル―酢酸エチルの三成分混合溶液、内径50μmのフューズシリカキャピラリーを使用して実験を行った。これらの試料はキャピラリーの温度を5℃に設定して有機溶媒過剰のキャリア溶液を使用して1-ナフトール、2,6-NDSの順で分離され、また水過剰の溶液を使用して逆の順序で分離された。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ