新たな日独関係の模索? : 西ドイツ首相アデナウアーの日本訪問 1960年

書誌事項

タイトル別名
  • Searching for a new Japanese-German relation? : Konrad Adenauer's visit to Japan in 1960
  • アラタナ ニチドク カンケイ ノ モサク? : ニシドイツ シュショウ アデナウアー ノ ニホン ホウモン 1960ネン
  • アラタ ナ ヒドクカンケイ ノ モサク? : ニシドイツ シュショウ アデナウアー ノ ニホン ホウモン 1960ネン

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説明

西ドイツ首相アデナウアーは1960年3月に日本を訪問した。そのなかで、アデナウアーは日独が共に反共産主義の砦となるために協力することを訴えた。日米安保改定に揺れる日本では左派が反発し、ソ連は防共協定の復活と批判した。また、日独関係の方向性はすれ違いが生じており、新たな方向性の模索に至ることもなかった。本稿ではこのプロセスについて、ドイツ連邦文書館、およびドイツ外務省史料館の資料によって解明する。

収録刊行物

  • 社会科学

    社会科学 43 (1), 77-96, 2013-05-31

    同志社大学人文科学研究所

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