在日青年の教会批判 : 1970年前後の在日大韓基督教会における「民族主体性」の問題をめぐって

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タイトル別名
  • Criticism of the church by Zainichi youth : on the issue of "National identity" in the Korean Christian Church in Japan around 1970
  • ザイニチ セイネン ノ キョウカイ ヒハン : 1970ネン ゼンゴ ノ ザイニチ ダイカン キリスト キョウカイ ニオケル「ミンゾク シュタイセイ」ノ モンダイ オ メグッテ
  • 在日青年の教会批判 : 1970年前後の在日大韓基督教会における民族主体性の問題をめぐって

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抄録

戦後、直ちに日本基督教団から脱退して再建された在日大韓基督教会は、1948年10月に開催された第4回総会において、「在日本朝鮮基督教総会」から現在の名称へと繋がる「在日本大韓基督教会総会」に改称した。このことは、総会が、その数ヶ月前の8月15日に建国された大韓民国という国家に、即座に呼応したことを証明するものである。それから4半世紀が過ぎ、世代交代が進んだ1970年前後に、在日大韓基督教会において、在日青年たちによる教会批判が展開された。在日青年たちによる教会批判の中心的課題は、「民族主体性」の問題であった。

収録刊行物

  • 基督教研究

    基督教研究 75 (2), 17-29, 2013-12-09

    基督教研究会

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