書誌事項
- タイトル別名
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- The Koreans returning Korea under the Great Kanto earthquake of 1923
- カントウ ダイシンサイカ ニオケル チョウセンジン ノ キカン
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説明
本稿は、1923年9月1日に発生した関東大震災を経験した朝鮮人にとって、朝鮮への帰還がどのような意味を持ったのかについて検討したものである。震災下における朝鮮人の帰還は、震災発生直後から「排外心のるつぼ」と化した日本から逃れるための、いわば「避難」としての帰還にとどまらなかった。「避難」は文字通りの「災難を避けて、安全な場所へ立ち退くこと」だけでなく、生き延びようとする、そして真相を明らかにするための「抵抗」の表れであった。
収録刊行物
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- 社会科学
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社会科学 47 (1), 33-61, 2017-05-31
同志社大学人文科学研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174868387072
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- NII論文ID
- 120006306099
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- NII書誌ID
- AN00108933
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- NDL書誌ID
- 028203435
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- ISSN
- 04196759
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可