『今昔物語集』天狗説話の仏教性 : 巻二十第十一「竜王為天狗被取語」考

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タイトル別名
  • Buddhism of tengu tales of Konjaku Monogatari Shuu : consideration of the 11th tale of the vol. 20th of Konjaku Monogatari Shuu
  • コンジャク モノガタリシュウ テング セツワ ノ ブッキョウセイ : カン 20 ダイ 11 リュウオウ テング ノ タメニ トラルル コト コウ
  • 『 コンジャク モノガタリシュウ 』 テング セツワ ノ ブッキョウセイ : マキ ニジュウ ダイジュウイチ 「 リュウオウ イ テング ヒシュゴ 」 コウ
  • 今昔物語集天狗説話の仏教性 : 巻二十第十一竜王為天狗被取語考

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抄録

『今昔物語集』の天狗説話がいかに本朝仏法部の説話、すなわち仏教説話であるのかという問題は未だ詳細に検討されているとは言えない。そこで本論では巻二十第十一という特定の説話への構成と表現という両面から分析し、天狗説話の仏教説話としての性質を明らかにしていく。結果として、一見仏教説話には見えない構造の説話においても、細部に仏教性を帯びた表現が確認され、構成から仏教説話としての性格が強められていることが示された。

収録刊行物

  • 同志社国文学

    同志社国文学 (89), 1-13, 2018-12-20

    同志社大学国文学会

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