タンジール事件の「社会学的」説明 : G・ホールガーデン批判

書誌事項

タイトル別名
  • A "Sociological" Interpretation of the First Moroccan Crisis : A Critique of G. Hallgarten's Theory
  • タンジール ジケン ノ シャカイガクテキ セツメイ G ホールガーデン ヒハン
  • タンジール事件の「社会学的」説明--G・ホールガーテン批判
  • タンジール ジケン ノ シャカイガクテキ セツメイ G ホールガーテン ヒハン

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説明

はじめに : 本稿でとりあげるG・ホールガーテンの『一九一四年以前の帝国主義』は、その出版が一九五一年となっているけれども、著者がその原稿を完成したのは、一九三三年八月のことであったという。いま、この著作の巻頭におかれた「一九五○年の序言」によって、この著作の来歴をたずねると、一九三三年八月ごろにはドイツはすでにナチの支配下におかれていて、このような書物を刊行しうる見込みはまったくなかったので、著者はその出版のためにひじょうな苦労をかさねたという。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 11 (9), 917-938, 1960

    大阪市立大学文学会

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