医療制度と看護業務 : 1980年代以降の看護師の役割に関する一考察

永山 博美

doi:10.24544/ocu.20180419-005

医療制度と看護業務 : 1980年代以降の看護師の役割に関する一考察

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永山博美

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イリョウセイドトカンゴギョウム 1980 ネンダイイコウノカンゴシノヤクワリニカンスルイチコウサツ

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説明

はじめに : 看護師という職業は近代に創られ, 日本においては, 主に医師の補助的役割を担うことによって長く医療の場にたずさわってきた. 同時に, 病者を取り巻く環境の中で, 様々な業務を引き受ける職種として位置づけられる傾向にあった(中島 1995: 117-21). しかし, 近年においては, これまで担ってきた業務の一部を他の医療従事者へ委譲したり, 新たな業務を看護業務として取り込んでいこうとする傾向が活発になっている. ……