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Abstract
本研究は,“ハイブリッド・ユニット”で構成する運動学習プログラムを提案し,両種目に共通する動き方を整理するとともに,その学習順序や配列の有用性を明らかにすることを目的とした。そのために,球技ゴール型単元のハンドボールからバスケットボールへ移行する学習プログラムを「動きの形」に着目して設定し,実証的授業を行った。その成果として見えたことは,生徒は両種目の共通の動き方として攻守の切り替えを速くすることと,守備における「ライン」を意識した陣形を理解できたことである。そして,ハンドボールからバスケットボールへと組み合わせた単元によって,課題発見,問題解決の過程を踏まえ,その動き方についてよりわかりやすく学習することができたと結論づけることができた。
Journal
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- 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
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中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 61 166-177, 2021-03-31
広島大学附属福山中・高等学校
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174910226944
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- NII Article ID
- 120007035517
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- NII Book ID
- AN00146014
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- DOI
- 10.15027/50878
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- ISSN
- 09167919
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed