睡眠健康支援のためのセルフモニタリングの文献検討

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タイトル別名
  • A literature review on self-monitoring for sleep health
  • スイミン ケンコウ シエン ノ タメ ノ セルフモニタリング ノ ブンケン ケントウ

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説明

睡眠健康支援のためのセルフモニタリングの可能性を検討するため、睡眠のセルフモニタリングの方法と効果について文献検討を行った。文献検索方法は、PubMed、CINAHL、医中誌Web を用いて、キーワードは「睡眠(sleep)」、「セルフモニタリング(self-monitoring)」、検索期間は、2000 年から2020 年とし、計17 件を抽出した。文献検討の結果、睡眠のセルフモニタリングに効果があったとした文献は4 件で、睡眠衛生行動の変化、睡眠の質の改善、不眠の改善、夜間中途覚醒時間の改善という効果が示されていた。睡眠のセルフモニタリングは、睡眠日誌といった簡単な方法で自己の睡眠状況を正しく認識できる可能性がある。睡眠のセルフケアとして看護・保健分野で広く活用できるものと考えられるが、睡眠のセルフモニタリング自体の効果を検証した研究は少なく、今後の研究の蓄積が必要である。

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