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- ガッショウ エンソウカイ オ ケイキ ト シタ ガッショウダンイン ノ イシキ ノ ヘンヨウ(2)3メイ ノ ダンイン ニ チャクモク シテ
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Abstract
本稿では,合唱団員に対して実施したアンケート調査の分析によって明らかとなった,合唱演奏会の前後における団員の意識の変容についての全体的な傾向を踏まえて(虫明, 2020),個々の団員の意識変化について,演奏会前の意識の異なる3名を抽出して,SCATを用いて分析を行った。その結果,演奏会前に,異なる方向へ向けられていた3名の団員の意識は,演奏会中の超越的な体験によって,演奏会終了後には,団員や指揮者との信頼関係へ向けられていることが挙げられた。また,個々の団員の練習参加頻度は,演奏会前の「指導者との関わりや指導内容」や演奏会後の「個々の思い」の変容に影響することも明らかになった。これらから,合唱の日々の美的追究やコンサート本番における音楽による生きたコミュニケーションによって成立する感動体験は,音楽的評価を超えて,人と人とを繋ぎ合わせる力を持っているということが考えられた。
Journal
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- 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
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岡山大学大学院教育学研究科研究集録 176 59-68, 2021-02-24
岡山大学大学院教育学研究科
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390572175347006976
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- NII Article ID
- 120006980462
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- NII Book ID
- AA12338258
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- ISSN
- 18832423
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- NDL BIB ID
- 031333185
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN