書誌事項
- タイトル別名
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- ショキ キンダイ ニ オケル ドクショ ト シソウ : ロバート ・ ボイル ノ カガクテキ ゲンシロン ノ バアイ
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説明
ボイルが現実に手元において使った書物を明らかにするため、第1に私 自身が『ボイル著作集』『ボイル書簡集』の全体にわたる引用分析を行 い、第2 にブルガリア人科学史家アヴラモフ並びにロンドン大学歴史学教 授マイケル・ハンターとの共同研究により王立協会ボイル草稿の全体をも 分析対象として解析を行った。こうした分析結果と初期近代における読書 習慣の研究成果に基づき、ボイルの化学的原子論は、ゼンネルトの『自然 学覚え書き』(Hypomnemata Physica, 1636)における質的原子論から出発 し、ガッサンディの厳密な原子論へと展開したことを論じた。さらに、 「ミニマ・ナチュラリア」の伝統にたつゼンネルトの質的原子論において も、「分子」を導入したガッサンディの原子論においても、化学的現象の 説明のための化学的粒子の想定が基本にあることを指摘した。
収録刊行物
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- 人文科学研究 : キリスト教と文化
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人文科学研究 : キリスト教と文化 (43), 27-49, 2012-03-31
国際基督教大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572175396126080
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- NII論文ID
- 120005415994
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- NII書誌ID
- AN00088916
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- ISSN
- 00733938
- 24346861
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- NDL書誌ID
- 023890250
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可