書誌事項
- タイトル別名
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- The Most Recent Digital Forensic Circumstances:Recent Technical Issues on Digital Forensics
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抄録
デジタル・フォレンジックがこれまで最も役立ってきたのは磁気記憶媒体上のデータの分析であり,特に削除ファイルの復元は不正行為の発見や分析において非常に大きな役割を果たしてきた.しかし昨今は情報システムに使われる技術の進化や利用環境の変化により,削除・消去されたファイルの復元は困難になりつつある.その主な原因は磁気記憶媒体の大容量化と,SSDなどの新しい記憶媒体の普及,スマートフォンやクラウドなどの新しい情報機器やシステムの普及などである.その一方で,文書のみならず音声や静止画・動画までデジタルで扱われることが一般化するに伴い,その改ざん可能性が問われる場面も増えてきた.しかし一般にデジタルデータの改ざん可能性を事後評価するのは容易ではない.本稿はこの分野で新たに求められている技術について述べる.
収録刊行物
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- 情報処理
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情報処理 62 (8), e4-e7, 2021-07-15
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572175464393728
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- NII論文ID
- 170000185013
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- NII書誌ID
- AN00116625
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles