抄録
type:Departmental Bulletin Paper
本稿では,大学院生に対して対人プロセス想起法を用いてヘルピング・スキルの修得を目的とした臨床スキル訓練の報告を行う。5回の実践を行った結果,クライアント役からの研究協力者に対する印象は好ましく判断され,ロールプレイ中の発言量が増加した。一方で,ヘルピング・スキルの使用頻度に明らかな変化があるとは判断されなかった。研究協力者の感想から,対人プロセス想起法は臨床スキル訓練の方法として有用だが,実施上の配慮も必要であることが示唆された。
収録刊行物
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- 大分大学臨床心理研究
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大分大学臨床心理研究 01 13-20, 2021-03
大分大学大学院福祉健康科学研究科附属臨床心理教育研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572176724992256
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- NII論文ID
- 120006993540
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- DOI
- 10.51073/16756
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10559/16756
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles