妊娠後期に発症した大腸癌による腸重積の1例

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  • A case of colon cancer manifesting as intussusception in pregnancy

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抄録

<p>症例は40歳,女性.妊娠20週から腹痛と血便が出現し,妊娠34週に腹痛が増悪したため入院した.腹部超音波検査とMRIで腸重積と診断された.小児科と産婦人科と相談の上,帝王切開後に大腸内視鏡検査で腫瘍を確認し,結腸部分切除を施行した.術後合併症なく,術後12日目に退院となった.妊娠期の腸重積は比較的まれである.今回,妊娠後期に腸重積をきたした大腸癌の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.</p>

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