A survey of oral hygiene management and snacking guidance for children (persons) with special needs by dental hygienists

  • NAKAMA Minami
    The Nippon Dental University College at Tokyo, Graduate Programs, The Major of Dental Hygiene
  • IKEDA Akiko
    The Nippon Dental University College at Tokyo, Department of Dental Hygiene

Bibliographic Information

Other Title
  • 歯科衛生士による障害児(者)に対する口腔衛生管理と間食指導の実態調査
  • シカ エイセイシ ニ ヨル ショウガイジ(モノ)ニ タイスル コウコウ エイセイ カンリ ト カンショク シドウ ノ ジッタイ チョウサ

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Abstract

<p> 近年,これまでの歯科保健活動で甘味摂取は,その摂取回数や量についてう蝕リスク低減のための目標が掲げられ,現在のわが国における若年層のう蝕罹患率は減少傾向にある.しかし,障害児(者)のう蝕罹患率は明らかになっていない.そこで,本研究の目的は歯科衛生士による障害児(者)に対する口腔衛生管理と間食指導の実態を調査し,検討をすることである.さらに,本研究から得られた成果を歯科衛生士として今後の間食指導に役立てていきたいと考える.</p><p> 対象者は,一般歯科診療所と口腔保健センターで勤務する歯科衛生士3名とそこに来院する患者の保護者20名とした.歯科衛生士は,研究者との半構造化面接を行い,得られたインタビュー結果はKJ 法で分析した.保護者には,自己記入方式のアンケート調査を行い,結果は単純集計で分析した.</p><p> 調査の結果,歯科衛生士は障害を持つ患者やその保護者に対してコミュニケーションを十分にとり食習慣を聞き出し,悪習慣があれば実行可能なことから改善していくことを提案していたことが明らかになった.障害児(者)の保護者は,歯科衛生士が行った「間食の時間と量を決定する」,「甘味ばかりを間食としない」などの間食指導と内容が一致する回答もあったが,飲み物の間食について特に注意していない者もいたため障害児(者)の口腔内環境や全身の健康を良好に保つための正しい情報提供が今後も重要であると示唆された.</p>

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