AI技術を用いた糸状菌菌糸推定の試み

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タイトル別名
  • AI method of surgical pathology
  • AI GIJUTSU O MOCHIITA ITO SHIJOKIN KINSHI SUITEI NO KOKOROMI
  • AI ギジュツ オ モチイタ イト シジョウキン キンシ スイテイ ノ ココロミ
  • AI ギジュツ オ モチイタ シジョウキン キンシ スイテイ ノ ココロミ

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説明

総説

背景: 感染症の診断は当該微生物の同定によってなされるが,真菌に対する培養検査の感度は高いとはいえず,病理組織切片での菌種の推定が求められている.対象および方法: 深在性真菌症の剖検例からAspergillusおよびMucorと考えられる症例から典型的な部位の画像を撮像し,菌糸を用手的および自動認識させたのちに,菌糸相互の交点角を比較した.結果: 用手的および自動認識いずれにおいても,AspergillusはMucorと比較して交点角が鋭角で,かつばらつきが小さいことが示された.結論: 機械による自動認識を用いた数値化を行うことが,病理診断に寄与しうることが示された.

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