ドライバモニタリング技術を用いた高齢者の日常運転行動計測と一時停止交差点における運転行動解析

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タイトル別名
  • Driving Behavior Monitoring of Older Drivers in Daily Life and Analyzing Driving Characteristics at Stop-Controlled Intersections

抄録

<p>本研究では画像処理技術を用いて運転中の顔向き角度を計測可能なドライバモニタリングセンサを高齢者の自家用車に設置し,高齢者が日々利用している道路環境下で延べ 737 日間,総走行距離 14,233km の日常運転行動データを計測・収集した.高齢運転者に特に多い事故形態として出会い頭事故に着目し生活道路一時停止交差点における高齢者の運転行動を解析した結果,交差点直進時運転行動の 22.8% で左右両側に対する安全確認が不十分であり,出会い頭事故のリスクを高める行動をしていることが分かった.交差点右左折時には両側への安全確認がなされない事例は少なかった一方,46.8% の運転行動において左右どちらかに対する安全確認が不十分であり,他車両や歩行者,自転車との衝突リスクを高めかねない運転をしていることが明らかとなった.</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 8 (2), A_203-A_212, 2022-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390572589998987776
  • NII論文ID
    130008161386
  • DOI
    10.14954/jste.8.2_a_203
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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