腹腔鏡下回盲部切除術にて虫垂子宮内膜症の診断が得られた1例

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  • A Case of Appendiceal Endometriosis Diagnosed by Laparoscopic Ileocecal Resection

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抄録

<p>43歳,女性.下部消化管内視鏡検査で虫垂入口部に腫瘍を指摘された.生検はGroup 1で,腫瘍マーカーの上昇はなかった.腹部単純CT検査では虫垂から盲腸にかけて腫瘍性病変が認められた.MRI検査では虫垂は均一な壁肥厚をともない,明らかな腫瘍性病変や炎症性変化は認めなかった.診断治療目的に腹腔鏡下回盲部切除術を施行し,病理組織学的検査で虫垂子宮内膜症と診断した.術4カ月後の現在,無症状,無再発である.</p>

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