書誌事項
- タイトル別名
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- Physical and Mental Effectiveness of a New 3-week Exercise-based Intervention Program for Fibromyalgia Inpatients: Interview Revealed the Importance of Therapists’ Stance
- 3週間入院運動プログラムによる線維筋痛症患者の心身の変化 : 心理面談により明らかになった理学療法士の対応の重要性
- 3シュウカン ニュウイン ウンドウ プログラム ニ ヨル センイキンツウショウ カンジャ ノ シンシン ノ ヘンカ : シンリ メンダン ニ ヨリ アキラカ ニ ナッタ リガク リョウホウシ ノ タイオウ ノ ジュウヨウセイ
- ─心理面談により明らかになった理学療法士の対応の重要性─
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抄録
<p>〔目的〕新たに考案した3週間入院運動プログラムによる介入前後の線維筋痛症(FM)患者の心身の変化を調査し,理学療法士(PT)の適切な対応を明らかにすることである.〔対象と方法〕FM女性患者12名を対象とし,医療や心理学などの専門家による共同チームが考案した3週間入院運動プログラムによる介入を行い,その前後において質問票(日本語版線維筋痛症質問票(JFIQ),日本版ベック抑うつ質問票(BDI-Ⅱ),The 8-item Short-Form Health Survey (SF-8))による評価と心理面談による聴き取りを行った.〔結果〕本プログラムによりFM患者のJFIQでは11名,BDI-Ⅱでは10名,SF-8では9名(身体面),8名(精神面)が改善を示した.患者の語りからは,患者の痛みや辛さに寄り添う姿勢など,PTの対応が患者にとり重要であることが示唆された.〔結語〕本プログラムはFM患者の心身に変化を及ぼす効果があり,その遂行において患者の痛みや辛さに寄り添うPTの姿勢が重要である.</p>
収録刊行物
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- 理学療法科学
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理学療法科学 37 (1), 45-58, 2022
理学療法科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572632992881792
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- NII論文ID
- 130008161854
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- NII書誌ID
- AN10472896
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- ISSN
- 24342807
- 13411667
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- NDL書誌ID
- 032003733
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可