種子への湿潤低温処理によるオオシマザクラ,マメザクラおよび‘カワヅザクラ’の増殖法と剪定枝を利用した休眠枝挿しによるオオシマザクラの増殖法

書誌事項

タイトル別名
  • Propagation of <I>Prunus speciosa</I>, <I>P. incisa</I>, and <I>P. lannesiana</I> ‘Kawazu-zakura’ Cherry Blossom Trees by Wet and Cold Storage Treatment of Seeds and Propagation of <I>P. speciosa</I> by Dormant Branch Cutting Using Pruned Branches
  • シュシ エ ノ シツジュン テイオン ショリ ニ ヨル オオシマザクラ,マメザクラ オヨビ'カワズザクラ'ノ ゾウショクホウ ト センテイ シ オ リヨウ シタ キュウミン シ サシ ニ ヨル オオシマザクラ ノ ゾウショクホウ

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抄録

<p>オオシマザクラ,マメザクラおよび‘カワヅザクラ’の効率的増殖のため,これら3種のサクラの最も効率的な種子への湿潤低温処理期間と,オオシマザクラの剪定枝を利用した最適な休眠枝挿し時期について調査した.3種のサクラの種子への湿潤低温処理では,いずれも3ヶ月程度の湿潤条件,暗条件かつ4 ℃条件の処理により,出芽率および樹高が最も高くなった.オオシマザクラの剪定枝を利用した休眠枝挿しでは,1月および2月挿しで展葉率および根部のカルス形成率が最も高くなった.これらの技術を利用することで,3種のサクラの効率的な増殖が可能になると考えられる.</p>

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