組織の変遷から見る日本における若者の雇用の現状と課題

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  • Current status and issues of youth employment in Japan from the perspective of organizational changes
  • ソシキ ノ ヘンセン カラ ミル ニホン ニ オケル ワカモノ ノ コヨウ ノ ゲンジョウ ト カダイ

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抄録

本論文では、長い人類の歴史の中で組織の形がどのように変化・変遷してきたのか、また現代の日本における若者の雇用の現状と課題について考察する。厚生労働省の調査によると、平成22年にリーマンショックによる不況を脱してからは、大卒者の離職率は約3割で推移している。VUCAの時代と呼ばれる変化の激しい社会において、社会の変化・働き方の変化等により、既存の「組織」に関する理論が通用しなくてってきていることが、離職率や、内閣府やギャロップ社の調査結果から考えられる。今後、近年出現したホラクラシー組織、アメーバ組織、ティール組織と呼ばれる進化型組織などのように、「組織」の形態を変えていくこと、またこれからの変化の激しい時代において持続的に経営される組織編制を可能にするための新しい組織評価の基準が必要であると考える。

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