気候特性の違いが土壌熱交換システムの諸性能に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effects of Different Weather Conditions on the Performance of Earth-to-Air Heat Exchanger Systems
  • -Numerical Simulation Comparison between Kitakyushu and Akita Cities-
  • 数値シミュレーションによる北九州市と秋田市の比較

抄録

<p>本研究では、既往研究に基づき非定常CFD 解析モデルを作成し、九州及び東北地域の2 都市を対象として年間解析を実施し、気象条件の違いが土壌熱交換システムの予冷・予熱性能等に及ぼす影響を明らかにすることを目的としている。以下に得られた知見を示す。1)北九州市において、6~8 月にかけて流出口の相対湿度が頻繁に100%近くを推移していたことから、システム内での結露発生が懸念されるが、当期間にて降水量が顕著となる北九州市の気候特性が影響したものと推察される。2)北九州市では夏季の温熱、秋田市では冬季の冷熱が導入外気へ影響し、外調機処理熱量の削減量は北九州市の冬季で9.3GJ、秋田市の夏季で10.4GJ とそれぞれ最大となった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573242509454848
  • DOI
    10.18948/shase.46.288_31
  • ISSN
    24240486
    0385275X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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