中学校における自治体と連携した消費生活の授業実践 : 甲斐市「やはたいぬ」活用プロジェクト

書誌事項

タイトル別名
  • Practice of consumer life classes in collaboration with local governments in junior high school : The Kai City "Yahatainu" utilization project
  • チュウガッコウ ニ オケル ジチタイ ト レンケイ シタ ショウヒ セイカツ ノ ジュギョウ ジッセン : カイシ ヤハタイヌ カツヨウ プロジェクト

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説明

SDGsや学習指導要領改訂を踏まえ、中学校「技術・家庭(家庭分野)」のC内容「消費生活・環境」の授業において、エシカル消費(倫理的消費)を実践する視点の1つである「地域の振興」に関わらせた「やはたいぬ活用プロジェクト」を、甲斐市役所商工観光課と連携・協働して実施した。 「エシカル消費の視点からグッズを企画しよう」として、消費者と事業者の両方の視点からどのような商品が良いか、事業者の立場でどのようなことを消費者に伝えたいか、消費者の立場で広告からどのようなことを知りたいかなど、消費者と事業者の双方の視点から考える学習活動を行った。地域からの依頼ということで、生徒は学ぶ意欲や地域への愛着、地域振興への意識を高めることができた。授業後の生徒の振り返りや教師の授業過程の見取りから、商品選択には社会や環境への影響などの視点があることを知り、生徒が消費生活について関心・理解を深めたと考えられた。

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