石川県のと里山海道の橋梁を対象とした産学官連携による長期モニタリング

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タイトル別名
  • LONG-TERM MONITORING THROUGH INDUSTRY-ACADEMIA-GOVERNMENT COLLABORATION TARGETING BRIDGES ON THE NOTO SATOYAMA KAIDO IN ISHIKAWA PREFECTURE

抄録

<p> 本研究で対象とした4径間連続有ヒンジPCラーメン橋は,能登半島を縦貫する石川県の第一次緊急輸送道路となっている「のと里山海道」に架設され,現在43年経過している.対象橋梁では,ASRによるひび割れの進展傾向を把握することに加えて,特殊なゲルバーヒンジ構造を有する橋梁であるため,橋梁全体としての変位や傾斜角の挙動を産学官連携体制のもとで2015年から遠隔監視している.本論文では,橋台およびゲルバーヒンジ部の支点変位,ヒンジ部の傾斜角の挙動などについてモニタリングデータをもとに傾向を分析した.その結果,ヒンジ部の支点は,十分に機能しており,年度ごとの傾斜角の傾向も大きな変化がなく,桁内のひび割れについても大きな進展がないことを明らかにした.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573242598568064
  • DOI
    10.11532/jsceim.1.1_322
  • ISSN
    2436777X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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