アレルギー特異IgE測定試薬オリトンIgE<sup>®</sup>とイムノキャップ<sup>®</sup>及びアラスタット<sup>®</sup>の相関性

書誌事項

タイトル別名
  • THE CORRELATION OF ALLERGY SPECIFIC IGE MEASUREMENT REAGENT IMMNOCAP, ALASTAT, AND ORITON IGE

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説明

<p>【背景】現在,国内でシングルアレルゲン検査が可能な試薬はオリトンIgE,イムノキャップ,アラスタットである.しかし,オリトンIgEとイムノキャップ及びアラスタットの相関性を評価した報告はこれまでなかったため,検査頻度の高いアレルゲン項目で評価した.</p><p>【方法】検査頻度の高いアレルゲン6項目を3法で測定し,Spearman順位相関係数及びクラス判定一致率を評価した.さらにオリトンIgEは,検体量を少量化した場合でも他の2法と同様の評価をした.</p><p>【結果】オリトンIgEとイムノキャップ,アラスタットにおいて,検査法間やアレルゲン項目により傾向は異なるものの一定の相関性が確認された.またオリトンIgEにおける検体少量化法は,標準検体量法とほぼ同等の結果であった.</p><p>【結語】本評価により各検査法の特徴を理解し,検査法を選択することが可能になる.また,より少ない検体量で日常検査を実施することは,小児科領域においては特に有用であると考える.</p>

収録刊行物

  • アレルギー

    アレルギー 71 (2), 112-119, 2022

    一般社団法人 日本アレルギー学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573242620770560
  • DOI
    10.15036/arerugi.71.112
  • ISSN
    13477935
    00214884
  • PubMed
    35296601
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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