書誌事項
- タイトル別名
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- Testing for immediate-type food allergy How far can testing diagnose allergies in children? The progress in testing for allergic disease
抄録
<p>即時型食物アレルギーの診断のGold standardは食物経口負荷試験(OFC)であるが,他の検査によりOFCのリスクを軽減できる.</p><p>特異的IgE抗体価から症状誘発の確率を予測したプロバビリティカーブが報告されているが,対象集団の年齢,OFCの方法などの影響を受ける.近年,アレルゲンコンポーネント特異的IgE抗体検査が日常臨床で利用可能となり,鶏卵のオボムコイド,小麦のω-5グリアジン,種実類では2SアルブミンであるピーナッツのAra h 2,クルミのJug r 1,カシューナッツのAna o 3のカットオフ値が報告されている.</p><p>乳児では特異的IgE抗体陰性でも皮膚プリックテスト(SPT)陽性で診断に至る場合もある.ソバのSPTは特異的IgE抗体検査より診断に有用である.</p><p>免疫学的検査の進歩により即時型食物アレルギーの診断精度は向上しているが,現状では確定診断にはなり得ない.一方でOFC前のリスク評価としての重要性は高まっており,今後は層別化診療を容易にするアプリケーションの開発が望まれる.</p>
収録刊行物
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- 日本小児アレルギー学会誌
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日本小児アレルギー学会誌 36 (1), 74-80, 2022-03-20
一般社団法人日本小児アレルギー学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573242643435136
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- ISSN
- 18822738
- 09142649
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可