大腸ESDにおけるバイポーラデバイスの安全な使用法

DOI
  • 高丸 博之
    国立がん研究センター中央病院 内視鏡科
  • 斎藤 豊
    国立がん研究センター中央病院 内視鏡科

書誌事項

タイトル別名
  • HOW TO PERFORM ENDOSCOPIC SUBMUCOSAL DISSECTION (ESD) FOR COLORECTAL NEOPLASIA SAFELY USING A BIPOLAR ESD KNIFE

抄録

<p>大腸におけるESDでは,大腸は腸管壁が薄いという解剖学的特徴があるため,他部位のESDに比べ安全性,特に穿孔に十分注意する必要がある.バイポーラナイフデバイスであるJet B-knifeはジェット局注機能をもち,ナイフ根部で切開し,ナイフ先端部には電流を生じないように設計されている先端系ナイフである.このため穿孔のリスクが低く安全に切開剝離を施行可能としているが,その特性上,他の先端系ナイフとは多少異なる技術的側面および設定の特徴がある.本稿ではバイポーラデバイス止血鉗子であるTighturnも含め,バイポーラデバイスの使用方法を,ジェネレーターの設定も含め概説する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573242671912576
  • DOI
    10.11280/gee.64.285
  • ISSN
    18845738
    03871207
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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