書誌事項
- タイトル別名
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- ショクギョウ ニ オケル ダンジョ キョウドウ サンカク ワ ドノ ヨウ ニ スイイ スル ノ カ : リヨウシ ト ビヨウシ オ ジレイ ト シタ レキシ ブンセキ 、 1910~2010ネン
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抄録
type:Article
この論文では、男女共同参画社会の実現に向けて、職業内の男女比がどのように変化するのかを検討する。事例として、理容師を典型的な男性中心職業と、美容師を女性中心職業とみなして取りあげる。2010年国勢調査によれば、理容師のうち女性は44.6%、美容師のうち男性は23.1%いた。しかし、国勢調査は1965 年まで、理容師と美容師を区別せず集計していたため、これまで理容師、美容師における男女比率の推移は未解明だった。そこで、この論文では理容師と美容師における男女別4グループの人数を推定し、1910年から2010年まで100年間の推移を検討する。分析の結果、理容師、美容師ともに1950年ごろから急増したことが分かった。美容師はその後も増えつづけたが、理容師は1970年ごろをピークに減少した。理容師における女性は、1940年ごろから増加し、1980年ごろがピークだった。美容師における男性は、 1980年ごろから増加し、現在も増えつづけている。このように、女性理容師と男性美容師では、増加時期やピークの有無で違いがあったが、どちらも職業における男女共同参画の成功例といえるだろう。こうした推定は、この論文ではじめて行なわれた。
identifier:http://repository.seikei.ac.jp/dspace/handle/10928/1014
収録刊行物
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- 成蹊大学文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Humanities, Seikei University
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成蹊大学文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Humanities, Seikei University 53 33-45, 2018-03-18
成蹊大学文学部学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573242714137728
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- NII論文ID
- 120006479182
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- NII書誌ID
- AN00126797
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- ISSN
- 05867797
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- NDL書誌ID
- 029142473
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN