コロナ禍における若手研究者の海外ポスドク先探し

抄録

<p>博士取得後の海外ポスドク先は,国内外の学会で知り合った海外研究者や,指導教員のツテをたどる等がある。しかし,現在のコロナ禍では様々な制約があり既存の海外ポスドクの探し方では難しい所もある。例えば,国際・国内を問わず学会はオンライン化され,本来ならば会場で興味のある研究者への直接対話の機会が激減した。本企画ではこうした現状を乗り越えるために,まずa)現在海外ポスドクを探している若手研究者,b)海外ポスドク先は決まっているもののコロナ禍で渡航のタイミングを待っている若手研究者,c)海外からのポスドクを受け入れた経験のある日本の研究者,d)海外からのポスドクを受け入れている海外の研究者の4名に,コロナ禍での現状や今思っている事に関して話題提供して頂く。その後に,ご参加くださる大学院生,若手研修者,また彼ら/彼女らの海外ポスドクをサポートしている研究者に,現在取り組んでいる事や工夫している事または疑問等を,スモールグループディスカッションを通して話し合ってもらう。最後にグループで話し合った内容やアイデアを他のグループと共有する形で情報共有を行う。このセッションはそれぞれの状況に適した海外ポスドク探しの手助けになるように企画した。</p>

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