窒素吸着による処女乾燥・再吸湿過程におけるOPC・LPCペーストの空隙構造変化の差異

DOI Web Site 参考文献10件 オープンアクセス
  • 後藤 壮
    名古屋大学 大学院環境学研究科(〒464-8601愛知県名古屋市千種区不老町)
  • 梅木 翔太
    名古屋大学 大学院環境学研究科(〒464-8601愛知県名古屋市千種区不老町)
  • 栗原 諒
    東京大学 大学院工学系研究科(〒113-8656東京都文京区本郷7-3-1)
  • 丸山 一平
    名古屋大学 大学院環境学研究科(〒464-8601愛知県名古屋市千種区不老町) 東京大学 大学院工学系研究科(〒113-8656東京都文京区本郷7-3-1)

書誌事項

タイトル別名
  • EVALUATION OF ALTERNATION PORE STRUCTURE DISTRIBUTION IN ORDINARY/LOW HEAT PORTLAND PASTE CEMENT DURING FIRST DRYING AND RE-HUMIDIFYING PROCESSES BY NYTROGEN SORPTION

抄録

<p>本研究では、セメントの鉱物組成の違いによる処女乾燥および再吸湿過程におけるC-S-Hの微細構造変化を把握するために、普通/低熱ポルトランドセメントペーストを用いた窒素吸着試験を行った。その結果、セメントの鉱物組成は処女乾燥過程においてC-S-Hの空隙構造に影響を与えるが、再吸湿過程での影響はみられなかった。また、セメントペーストの不可逆的な収縮に影響を与えている空隙は1~5nm程度の空隙であり、収縮ひずみの大きさが異なる普通ポルトランドセメントと低熱ポルトランドセメントでは5~15および15~100nm程度の空隙において異なる空隙構造の変化が生じていた。</p>

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