可塑性グラウト材料のフレッシュ状態における引張強さに関する実験的研究

  • 阿部 智彦
    日特建設株式会社 技術開発本部(〒103-0004東京都中央区東日本橋3-10-6)
  • SOESILO Egy Crystal
    日特建設株式会社 技術開発本部(〒103-0004東京都中央区東日本橋3-10-6)
  • 藤原 浩己
    宇都宮大学 地域デザイン科学部(〒321-8585栃木県宇都宮市陽東7-1-2)

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENTAL STUDY ON TENSILE STRENGTH OF PLASTIC GROUT IN FRESH CONDITION

抄録

<p>本研究は、可塑性グラウト材料を水中における巨礫地盤に対する充填材料として適用するにあたり、最適な配合について検討および実験を行った。水中における巨礫地盤の間隙に対して可塑性グラウト材料をより高品質に充填するためには、充填中に下方にグラウト材料が押し出された際、自重によってグラウト材料が引きちぎられて落下する現象を抑制する配合(フレッシュ状態における引張強さの大きな配合)とすることが望ましいことを示した。また、特に水中においてフレッシュ状態における引張強さを大きくするためには、セメントの一部をシリカフュームに置換し、かつベントナイトを混合した配合が有効であることを確認した。</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

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