看護短期大学生のストレスとストレス・コーピングの関係
書誌事項
- タイトル別名
-
- Relationship between Stress and Stress Coping of Nursing Junior College Students
- -The Difference between the First Grade Students and the Third Grade Students-
- -1年生と3年生の学年間の相違-
説明
<p>要旨: </p><p>〔目的〕看護短期大学生のストレスとストレス・コーピングについて、1年生と3年生の相違を検討した。</p><p>〔方法〕A短期大学看護学科の1年生と3年生163名に、大学生用日常生活ストレッサー尺度とGCQ 特性版を用いて無記名自記式質問紙法を実施した。</p><p>〔結果〕1年生のストレス尺度の平均値が最も高かったのは、【大学・学業】、3年生では【実存的】であった。1年生のストレス尺度の【対人】と【大学・学業】は、ともにコーピング尺度の【感情表出】と【情緒的サポート希求】の間に有意な正の相関があった。3年生のストレス尺度の【対人】についても1年生と同様の結果であったが、【認知的再解釈】との間には有意な負の相関があった。</p><p>〔考察〕1年生は、【対人】と【大学・学業】のストレスに主観的で情緒的な対処を行い、3年生も【対人】ストレスに主観的で情緒的な対処を行っていたが、対人関係における自己の客観視の困難性も示された。</p>
収録刊行物
-
- 日本看護学教育学会誌
-
日本看護学教育学会誌 30 (3), 39-51, 2021-03-01
一般社団法人 日本看護学教育学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390573242800134272
-
- ISSN
- 24366595
- 09167536
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可