成人急性看護総合実習におけるルーブリック評価表導入による利点と課題

書誌事項

タイトル別名
  • Advantages and Problems in Introducing a Rubric Evaluation Table to Comprehensive Practice in Adult Acute Nursing
  • セイジン キュウセイ カンゴ ソウゴウ ジッシュウ ニ オケル ルーブリック ヒョウカヒョウ ドウニュウ ニ ヨル リテン ト カダイ

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説明

<p>要旨: </p><p>〔目的〕成人急性看護総合実習に導入したルーブリック評価表の利点と課題を明らかすることである。</p><p>〔方法〕成人急性看護総合実習を履修した看護学部4年生12名を対象に質的記述的研究を行った。</p><p>〔結果〕成人急性看護総合実習においてルーブリック評価表導入の利点は、【到達目標を把握し実習に臨む】、【ルーブリックを活用し学びを深める】、【明確な評価指標により自己評価がしやすい】、【目標達成と自己の課題が明確になる】。ルーブリック評価表の課題については、【ルーブリックに意識が向かない】、【文字数の多さに圧倒される】、【評価内容の分かり難さがある】が抽出された。</p><p>〔考察〕成人急性看護総合実習にルーブリック評価表の導入は、看護総合実習における到達度を理解し、学びの視点を定め実習に取り組むことができ、主体的な学習を促し学びと経験の幅を広げる一助となると考えられる。その一方で、ルーブリック評価表を使用し、その評価を基に改善していく必要があると考える。</p>

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