Research of slide attacks in volleyball games : For Women’s V. League

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  • バレーボールゲームにおけるブロード攻撃に関する研究 : Vリーグ・女子を対象として
  • バレーボールゲーム ニ オケル ブロード コウゲキ ニ カンスル ケンキュウ : Vリーグ ・ ジョシ オ タイショウ ト シテ
  • バレーボールゲームニオケルブロードコウゲキニカンスルケンキュウ Vリーグ・ジョシヲタイショウトシテ

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本研究の目的は,バレーボールゲームにおけるブロード攻撃の出現状況,攻撃の結果と勝敗の関連等を明らかにし,今後のバレーボール指導の資料を得ることであった。対象は,8チーム3回戦総当たり制で行われた2015/16 Vプレミアリーグ女子のレギュラーラウンド3回目の対戦(3Leg)における全28試合,101セットであった。主な結果は以下のとおりである。 1)ブロード攻撃が全体のスパイクに占める割合は7.79%であり,レシーブ状況の中ではレセプション後のブロード攻撃の打数が最も多かった。 2)レシーブ状況別のブロード攻撃の出現結果にはセットの勝敗間に明らかな差があり,DIG後の出現がセットの勝敗に関連していた。 3)ブロード攻撃は,決定力が高く,ミスが少ない有効な攻撃手段であることが明らかになった。 4)ブロード攻撃の結果がセットの勝敗に影響しており,特にレセプション後の決定力が重要であった。 5)ブロード攻撃は,アンテナ付近からの攻撃(SC),セッターが定位置の場合(AR)の攻撃,および軟打の結果がセットの勝敗に関連していた。

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