倫理的・法的・社会的課題への「U 理論」適用可能性
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- 瀬谷崎 裕之
- (株)三菱総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Applicability of Theory U to Ethical, Legal and Social Issues
- -Methodology for Co-creating the Better Technological Society-
- ―豊かな技術社会共創のための方法論―
説明
<p>技術は不可能を可能にし,経済を発展させるとともに社会の利便性や経済効率を格段に高めてきた.一方で,技術の負の側面が顕在化しつつあり,米国では技術が経済格差の主要な要因とされ,テクノロジー失業の懸念が高まっている.2020 年の米国大統領選ではSNS が社会の分断を助長し,日本でもインターネット上でのコミュニケーションは誹謗中傷やキャンセルカルチャー,犯罪利用などの社会問題を引き起こしている.生命科学分野では1990 年代から倫理的・法的・社会的課題(ELSI)研究が開始され,近年では,情報技術,人工知能など幅広い新技術分野でその重要性が認識されている.本稿では社会課題を含めて広く課題解決に活用されつつあるU 理論を紹介するとともに,ELSI 分野での利用可能性を検討する.</p>
収録刊行物
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- 安全工学
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安全工学 61 (2), 95-101, 2022-04-15
安全工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573242964482304
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- ISSN
- 24240656
- 05704480
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可