操作への意味的手掛かりの知覚と加齢
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- Zhong Yulan
- School of Integrative and Global Majors, University of Tsukuba
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- Harada Etsuko T.
- Faculty of Human Sciences, University of Tsukuba
書誌事項
- タイトル別名
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- Aging and perception of product operations:
- Relation to semantic clues
- 「押す」「回す」の知覚とデザイン
抄録
本研究では,若年者と高齢者を対象に,コントローラのデザイン特性と,可能な操作の認知との関係を調べる実験を行った。これは,先行研究であるユーザビリティテストにおいて,ひとつのコントローラが「押す」と「回す」という複数の意味を持つ場合に加齢の影響が示唆されたためである。今回の実験では,製品意味論における意味的手がかりであるアフォーダンスとインフォーマティブとして,文字の有無,矢印の有無,平面の高さ(0mm,±1mm),曲面のデザイン(d=0mm,±4mm,ハンドル)の4変数48個の刺激を作成した。参加者は、コンピュータ画面上の静止画として提示された刺激を観察して、考えられる操作を2回回答した。いずれの年齢群においても良い形状と標識の両方が特定の操作の認知に影響したが、同時に若年者は「回す」のための矢印と形状への感受性が高く、高齢者よりも「回す」操作を選択する可能性が高いことが示された。
収録刊行物
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- 日本認知心理学会発表論文集
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日本認知心理学会発表論文集 2021 (0), 93-93, 2022
日本認知心理学会