若山牧水と日本の恋歌─性愛と家族愛へのまなざし─

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<p> 文学の地みやざきと生命の誕生</p><p> 本学術集会のテーマ「神話の地から,周産期医学の未来への提言」にあるように,この宮崎は「文学」に所縁の深い土地である.真東に太平洋に連なる日向灘を臨み,振り返れば霧島連山などの山々があり「海の幸・山の幸」の豊かな自然の循環を感得できるところだ.我々は常に東の海に朝陽を拝むことができ,水平線から上り来る太陽の球形は魂・生命そのものに見立て日々を過ごすことができる.この会場からもほど近い宮崎市内には,「青島」というかつての新婚旅行の聖地がある.まさに神々が出逢い人々が縁を結び,生命の誕生へのスタートを祈る地が宮崎なのである.只今「海の幸・山の幸 いざ神話の源流へ」をテーマとして「国文祭・芸文祭みやざき2020」が一年延期されながらも開幕した.昨日は宮崎大学附属図書館を会場として「みやざき大歌会」を共催し,著名な歌人で小説家の東直子さんをお迎えしてトークイベントを実施した.その後,県内の中学生・高校生・大学生が一堂に介して自作短歌を語り合い,文学を足場に若い命がこの地の未来を見据えている.</p>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390573407617374080
  • DOI
    10.34456/jjspnm.57.4_568
  • ISSN
    24354996
    1348964X
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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